お花見をイメージできるように、梅や桜の味付けをし、具材を花の形にして散りばめました。
鮮やかなピンク色がかわいらしかったと好評だった桜もち風プリンは、常食~コード2まで提供できるよう、試作を重ねました。
嚥下調整食で提供した梅ゆかり粥は「さっぱりしていて食欲が湧きました。」とのお声をいただきました。
春の炊き合わせは、春が旬のたけのこを取り入れました。
たけのこの食感を楽しんでいただけるよう、固さに配慮しました。コード2では、お花の形をデコレーションし、見た目でも楽しんでいただけるよう工夫しています。
桜もち風プリンは、桜パウダーをプリンに加えることで鮮やかな桜色を表現。トッピングに白あんのソースとホイップクリームを使用し、桜もちを食べている感覚になるよう工夫しました。
「何が出るかはお楽しみ!」だった大人様ランチでは、普段の献立では出ない“ハヤシライス”を提供しました。半熟のオムレツを割ったような仕上がりに、患者さまも喜ばれていました。
デザートには、ビールのような見た目のゼリーを提供し、大人の雰囲気を楽しんでいただきました。
常食はオムハヤシライス、嚥下調整食はバター粥とハヤシライスを別々に盛り付けし提供しました。嚥下調整食では、ハヤシライスと卵、ブロッコリーをのせて、ボリューム感と彩りが常食と同じになるよう工夫しています。
りんご味の遊び心のある「ビール風りんごゼリー」は、りんごジュースとゼラチンを細かくなるまで泡立て、ビールの泡を表現しました。常食・コード4のゼリーの泡が本物のビールのようになりました。
患者さまから「ビール風ゼリーの見た目も味も楽しめました。」と好評いただきました。
今後も患者さまの意見を取り入れた献立作成に努めてまいります。
今年度も栄養科に新メンバーが加わりましたので、ご紹介いたします。