私たち病院栄養士は毎日のミールラウンドで、患者さま・通所利用者さまからお食事に関するご意見・ご感想を多数いただいております。
今回、エームサービスさんに病棟でのお食事の様子を見学していただきました。患者さまからは実際に調理をしている人と話すことができてうれしいと好評で、好きなメニューや調理方法、味付けの仕方などについて直接お話ができる良い機会となりました。今後も栄養科、病棟、エームサービスさんと協力しながら、患者さまに寄り添ったより良いお食事を提供していきます。
「食欲の秋」を感じてもらうため、旬の栗と柿を使った献立にしました。栗ご飯の栗は、食べやすい柔らかさに。
栗は形が崩れやすいため、調理師が丁寧に調理しました。
コード4・3・2では、栗をペースト状にしたものを、お粥の上に乗せ見た目を工夫しました。
コード4・3・2では、秋の旬の果物のぶどうで、季節感を感じられる2色ゼリーを提供しました。
宮城県の郷土料理を本格的に味わっていただくため、一品一品にこだわりました。
お粥を召し上がっている患者さまも特別感を感じられるように、丼にしました。
コード4では、食べやすさや安全性を考え鮭を細かくほぐして提供しました。
コード3では、見た目だけで「はらこ飯」と分かるよう、ムース上にした鮭を切り身のようにカットしています。
クリスマスと言えばチキン!主菜に鶏肉を使用したり、トマトソースの赤をメインにしたりすることで、よりクリスマスをイメージしてもらえるようにしました。彩り、見た目にこだわったメニューになっています。
2層仕立てのクリスマスゼリーは、クリームやフルーツなどをトッピングして華やかな印象に。
コード3も、見た目で楽しんでいただけるように、型抜きを使って具材をくりぬき、クリスマスを連想できるよう盛り付けました。
多職種検食でのご意見や、日々の病棟との情報共有をもとに、現在フライは切り方に工夫し食べやすくして提供しています。
今後も多職種での意見交換を行いながら、より良い食事の提供に努めます。