看護部理念の「優しく、思いやりのある心で信頼される看護」を実践するため、私たち看護部職員は患者さまに寄り添いながら日々の看護を提供させていただいています。協調性を大切にしながら、一人ひとりの患者さまと向き合い、笑顔で看護することを心がけています。
専門職であることの自覚と自律性を持ち、責任ある行動ができるスタッフを育成し、地域の皆さまから「ここでよかった、あなたでよかった」と安心していただけるよう、努力をしていきたいと思います。
薬剤部では医師が処方した薬について、量や飲み合わせに問題がないか確認しながら正確に薬を調剤。また、患者さまが安全に薬物治療を受けられるように、各病棟に薬剤師を配置し、医薬品の適正使用の推進と患者さまへの服薬説明を行い、安心して治療が受けられる環境を提供しています。さらに、医療チームの一員として、医師、看護師、その他医療スタッフと連携して、薬学的な観点から患者さまが安全に薬物治療を受けられるように支援しています。
当放射線科は急性期病院としての役割を果たすために、一般撮影、ポータブル、骨密度測定、CT、MRI、透視検査、マンモグラフィ、Angio装置などのモダリティを有し、先進技術を駆使して画像診断を行っております。CT装置は2020年5月に新規更新をし、より少ない被ばくで質の高い画像診断を行えるようになりました。皆さまに安心して検査を受けて頂けるよう日々努力を重ねております。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
検査科では、患者さまから採取される体液(血液、尿、便など)からさまざまな成分を測定する検体検査と、超音波検査など患者さまを直接検査する生理検査が主な業務になります。各検査は国家資格および各種学会認定資格等を持った臨床検査技師が責任を持って検査を行い、患者さまにとって有益となる、信頼性の高い結果を24時間365日体制で提供。「患者さまファースト」を合言葉に、信頼される検査室を目指しております。
『一期一会』を理念とし、日々の出会い・出来事を大切にしています。当院では急性期と回復期のチーム別に業務を実施。急性期チームでは「より早く、切れ目なく(365日)」を目標に掲げ、医師を中心に多職種で連携を取りながらチーム医療にて患者さまの早期離床や廃用症候群の予防に努めております。一方、回復期病棟チームでは「All for smile」というスローガンの元、できないことや行いづらいことの改善を目標に機能訓練や動作練習を実施。また、個別練習の時間だけでなく24時間リハビリと考え、複数の専門職と連携してサポート。必要に応じてリハビリスタッフが朝食時や夕食時に個別リハビリを行います。さらに、入院前、退院後の生活を患者さまやご家族さまと一緒に考え、その想いの実現に向けた支援を行っています。
患者さまの栄養管理は医学的管理の基礎となり、1日でも早い回復を実現するためにとても重要です。当院では、病棟担当制をとっており、管理栄養士を各病棟に1名配置し、きめ細かな栄養管理・指導を実施。また、栄養サポートチーム(NST)を有し、医師・管理栄養士・看護師・薬剤師・リハビリ療法士・ソーシャルワーカーなど、さまざまな職種の視点から、患者さま1人ひとりに最適な栄養管理を実現。さらに、病院食は治療の一環として位置づけられるため、給食や行事食は適時・適温で提供し、食事時に訪問するミールラウンドや定期的な嗜好調査を行うことで、食事内容の充実や患者サービスの向上に努めております。外来では生活習慣病の予防・改善を目的に、専門家による栄養食事指導と特定保健指導も行っております。
医療福祉相談室では、医療ソーシャルワーカーが病気やケガによって生じるさまざまな心配ごとについて一緒に考え、解決するお手伝いを行っております。誰に相談していいかわからないことでも、お気軽にご相談ください。患者さまだけでなく、ご家族からのご相談もお受けしております。秘密厳守となっておりますので、ご安心ください。事前にご連絡いただくと、十分な相談時間をお取りすることができます。ご相談費用はかかりません。