Rehabilitation

西仙台病院〈リハビリ科〉

仕事内容

・疾患別リハビリテーション(脳血管等・運動器・廃用)
・精神科作業療法
・摂食機能療法
・集団コミュニケーション療法
・通所リハビリテーション
・訪問リハビリテーション

特徴・強み

当院はリハビリテーションを主体とした慢性期病院です。
リハビリは急性期や回復期ばかりが重要視される傾向にあり、積極的にリハビリに取り組む慢性期病院は多くありません。私たちはそういった方々にこそリハビリが必要であると考え、リハビリテーションを主体とした慢性期病院を目指して取り組んでいます。
当院では、病棟機能を5つに分けています。内科を『リハビリ強化病棟』『療養病棟』『障がい者病棟』、精神科を『精神一般病棟』『精神療養病棟』とし、症状や社会環境に合わせてリハビリを実施しています。
また、通所リハビリテーション、訪問リハビリテーションを併設しており、慢性期~生活期全般のあらゆるニーズに対応しています。その他にも社会貢献活動の一環として、地域の皆さま向けの公開講座、地域に出ての介護予防事業などにも積極的に取り組んでおり、幅広く専門性を発揮できる職場です。

所属長メッセージ

当院のリハビリテーション科は、急性期・回復期を経てもリハビリを必要とする全患者さまのニーズに応えられるよう150名以上のスタッフが在籍しています。
患者さまは脳血管疾患から内部疾患、神経難病、精神疾患、認知症など様々で、年齢層も30代から90代と幅広くなってきています。技術力と対応力が求められる今「生涯学習」を念頭に置き、研修会や学会への参加、認定の取得も積極的に行っています。IMSグループ内の勉強会に加えて、院内勉強会や症例検討会なども力を入れているため、向上心のある方にとっては成長できる環境だと思っています。
患者さまの「その人らしい生活が送れる」ことを一緒に考え、「患者ファーストで頑張れる技士集団」を共に目指していきませんか?

先輩インタビュー

【理学療法士】
大学卒業後、健康上の理由により約1年遅れて当院に入職しました。1年目はプリセプター制度による手厚い支援があり、一定期間のブランクがあっても安心して業務に取り組むことができました。
2年目からは精神科病棟に配属となり、環境や知識面での不安はありましたが、先輩スタッフの丁寧な指導のおかげで少しずつ自信を持って業務に取り組めるようになりました。
当科では、幅広い分野を対象とする院内勉強会が定期的に開催されており、学びの機会が充実しています。また「技術支援班」などによる臨床業務の支援体制も整っており、チームの垣根を越えて相談や助言を受けることができます。
このように充実した教育体制のもとで働けることが、当科の大きな魅力だと感じています。

【作業療法士】
学生時代に精神領域での作業療法の奥深さを知り、実習では難しさを痛感しました。精神領域での勤務を就職面接で強く希望し、内定を頂きました。3年目まで精神科病棟で勤務し、集団を用いた作業療法や、精神疾患の方に対する疾患別(身体的な)作業療法に携わりました。4年目以降は内科療養病棟へ異動し、疾患別リハビリをしております。病棟が変わっても集団作業療法の経験を活かす機会も多く、自分自身のスキルとなっていると感じることが多くあります。現在6年目となり、新人指導や実習生指導も経験しております。
充実した新人研修から始まり、経験のある先輩スタッフが沢山いる西仙台病院は私にとって安心して仕事ができる環境です。
入職時から100名以上いたリハビリスタッフは、現在150名を超え、院内でも特に活気がある部署となっております。
これから社会人として働き始める方、他施設での経験を後輩育成に繋げたい方、ぜひ西仙台病院で患者さまとリハビリしてみませんか。

【言語聴覚士】
子育てが一段落後に言語聴覚士の資格を取り入職し、6年目になります。
昨年は学会発表の機会をいただき、先行文献等での知識と症例との関連等伝えたいことが混乱していましたが、学術支援班といった組織的なフォロー体制や相談しやすい環境のおかげで、内容を整理し理解を深め、無事発表を行うことが出来ました。
慢性期といっても、経管栄養の患者さまが3食お食事をとれるようになるといった事もめずらしくなく、嚥下面一つとってもまだまだリハビリでの改善が見込まれ、やりがいのある職場と感じています。
現在、進行性疾患の患者さまが多くいらっしゃる病棟勤務をしておりますが、患者さまのこれまでの経験・価値観といった個別性に寄り添いながら、患者さまと共に目標を持ってリハビリに取り組んでいきたいと考えております。
年齢差やキャリア関係なく、一リハビリスタッフ・一STとして、新しい仲間と共に情報を共有し、共に研鑽を積んで成長していきたいです。

教育制度

新人教育では、プリセプター制度を基本としています。プリセプター制度とは、各新人に専属のセラピスト(プリセプター)がつき、個々に合わせた教育指導を行う制度です。臨床の場面ではCCS(クリニカルクラークシップ)で多くの先輩と行動を共にしながら、先輩セラピストの知識・技術の見学から模倣、実施を通して、自身の技術として身につけていきます。臨床以外のことでも『困ったらプリセプターに聞く!』だけ覚えておけば心配ありません。
中途入職者に対してプリセプターはつきませんが、今までの経験に合わせてチーム全体でサポートします。また、科内に技術支援チームがあり、同行介入により指導も行えますので、慢性期や精神科が初めてというセラピストも安心して業務を始められます。
数年当院での業務を経験した上で、急性期や回復期のことが知りたい方、生活期をもっと本格的に学びたい方には、キャリアアップ研修があります。目的に応じて6か月~1年間の間、IMSグループ東北エリアの他施設・病院で研修ができる制度です。この制度を利用してセラピストとしての活躍の幅を広げることができます。

平均年齢

29.9歳(令和7年4月1日現在)

職員の割合

PT:67名 OT:58名 ST:25名 DH:1名 リハ助手:2名