山形ロイヤル病院が提供する医療について
- 当院は全てが療養型の病床です。
- 入院の対象となる患者は、急性期の治療を終え症状が安定したものの、自宅や施設での療養が困難であり継続的な入院加療を必要とする方となります。
- 一般病院のような治療中心の医療とは異なり、積極的な治療、高度な手術・処置などの集中治療を行うことは設備・体制上困難ですが、治療と療養生活の援助やリハビリテーションを行いながら、身体機能の回復・維持を図り、その方の状態に応じた生活へ繋ぐことを目標としています。
- 患者さまに必要な医療について、医師をはじめとする病院スタッフが十分な説明を行い、患者さまと医療者がともに納得できる医療を行います。
療養型病院とは
医療法によって病床は5種類に定められており、当院はその中の 療養病床 に該当します。
一般病床と療養病床の違い
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一般病床 今必要な治療を提供する病院 |
療養病床 療養生活を支援する病院 |
治療のステージ |
積極的な治療が必要な時期(急性期) |
急性期治療は終え、病状は安定しているが、引き続き病院での療養が必要な時期(慢性期)
終末期ケアが必要な時期
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設備・機器 |
病気の発見、診断、治療のために必要な設備および機器
あらゆる状況に対応するために手術室や検査機器を配置
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長期療養に必要な設備および機器
長期療養に相応しいゆとりのある病室や談話室など
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入院期間の目安 |
基本的に約2週間 |
病状回復の様子を見て退院可能と判断されるまでの期間 |
人員体制
(医療法上の基準) |
医師 : 患者16人に1人以上
看護職員の配置 : 患者3人に1人以上
看護補助者の配置 : 定なし
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医師 : 患者48人に1人以上
看護職員の配置 : 患者4人に1人以上
看護補助者の配置 : 患者4人に1人以上
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