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病院指標(令和3年度)

年齢階級別退院患者数

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 0 16 69 101 175 182 281 371 416 221

70歳以上の方で半数以上を占めております。
老人保健福祉施設や老人ホームからの急患受入も24時間対応しております。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 処置2なし 53 40.28 20.57 32.08% 83.94
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 37 21.51 13.14 10.81% 80.21
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 22 8.54 4.92 0.00% 67.09
050130xx9900xx 心不全 手術なし 処置1なし 処置2なし 22 24.68 17.35 13.64% 82.77
170020xxxxxx0x 精神作用物質使用による精神及び行動の障害 定義副傷病なし 15 1.20 3.95 0.00% 34.53

誤嚥性肺炎や尿路感染症での入院が多く、年齢層では70歳以上の方が多い傾向となっております。
その他肺炎や心不全、関節リウマチなどの入院加療も行っている他、急性アルコール中毒のように比較的軽症ではあるものの入院が必要な疾患についても積極的に受入を行っております。
新型コロナウイルス感染後に自宅退院が困難な方には、リハビリテーションを実施し、退院に向けたサポートも行っております。

 

消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 151 3.00 2.65 0.00% 57.78
060185xx99x0xx 潰瘍性大腸炎 手術なし 処置2なし 12.05
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 手術なし 処置2なし 8.74
060102xx99xxxx 腹膜炎,腹腔内膿瘍(女性器臓器を除く) 手術なし 処置2なし 12.82
060130xx9900xx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 7.74

大腸ポリープの粘膜切除目的での入院を多く受け入れている他、潰瘍性大腸炎や急性胃腸炎の入院加療も行っております。

 

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 19 4.31 4.74 0.00% 68.37
060150xx99xx0x 虫垂炎 手術なし 定義副傷病なし 10 5.70 7.31 0.00% 40.00
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 処置1なし 処置2なし 定義副傷病なし 10 9.20 9.00 0.00% 66.20
060380xxxxx00x ウイルス性腸炎 処置2なし 定義副傷病なし 5.53
060210xx9910xx ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 処置1あり 処置2なし 13.27

鼠径ヘルニアや虫垂炎、胆のう炎に対する治療として、患者さまへの負担の少ない腹腔鏡を使用した手術を多く行っております。
また、悪性腫瘍に対する手術や手術後の化学療法、リハビリテーションも行っております。

 

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩,股等 108 57.62 25.32 12.04% 81.87
160800xx99xxxx 股関節・大腿近位の骨折 手術なし 30 29.90 15.02 26.67% 81.23
160690xx99xxxx 胸椎,腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む) 手術なし 16 45.43 19.34 6.25% 71.25
160980xx99x0xx 骨盤損傷 手術なし 処置2なし 11 66.63 19.02 9.09% 78.27
160835xx01xx0x 下腿足関節周辺の骨折 骨折観血的手術 前腕,下腿,手舟状骨等 定義副傷病なし 11 35.00 20.03 0.00% 54.18

大腿骨の頚部骨折に対する救急受入システムを構築し、24時間常に受入できる体制を整えている他、ほかの部位の骨折にも積極的に治療を行っております。
また、対象となる疾患の患者さまに関しては、治療が落ち着いた方からご本人さまやご家族さまとご相談の上、院内の回復期リハビリテーション病棟へ転棟し、リハビリテーションを集中的に行うことも可能です。

 

婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120220xx01xxxx 女性性器のポリープ 子宮全摘術等 21 2.00 2.87 0.00% 42.09
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 16 8.16 9.46 0.00% 46.37
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 処置2なし 15 4.00 3.05 0.00% 38.80
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 13 5.46 6.04 0.00% 46.53
120230xx02xxxx 子宮の非炎症性障害 子宮鏡下子宮中隔切除術,子宮内腔癒着切除術(癒着剥離術を含む)等 2.50

良性腫瘍やポリープに対して、短期間で退院できるよう治療を行っております。
そのため患者さまの負担も比較的軽いものとなってます。

 

眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障,水晶体の疾患 手術あり 片眼 79 2.07 2.71 0.00% 75.70
020220xx97xxx0 緑内障 その他の手術あり 片眼 38 3.57 5.41 0.00% 72.97
170020xxxxxx0x 精神作用物質使用による精神及び行動の障害 定義副傷病なし 3.95

白内障に対する水晶体再建術を目的とした入院が主となっております。
緑内障の治療も並行して行うことが可能で、2つの手術を同日に実施する患者さまが増加しています。

 

皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 処置1なし 19 12.41 13.07 5.26% 76.47
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 19 7.89 9.22 0.00% 66.84
080190xxxxxxxx 脱毛症 10 4.00 3.36 0.00% 41.50
080090xxxxxxxx 紅斑症 10.15
080110xxxxx0xx 水疱症 処置2なし 29.17

蜂窩織炎や帯状疱疹での入院が多い傾向となっております。
円形脱毛症に対する専門的治療も行っている他、退院後も当院外来でのフォローアップが可能です。

 

耳鼻いんこう科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 処置1あり 102 2.00 2.03 0.00% 52.56
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 54 4.35 4.92 0.00% 63.96
030240xx01xxxx 扁桃周囲膿瘍,急性扁桃炎,急性咽頭喉頭炎 扁桃周囲膿瘍切開術等 5.71
030380xxxxxxxx 鼻出血 5.37
030190xx99xxxx 唾液腺炎,唾液腺膿瘍 手術なし 8.70

睡眠時無呼吸症候群の1泊2日の検査入院を行っております。
めまいによる緊急入院も多い傾向があります。

 

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 30 5.23 8.30 10.00% 70.03
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 処置2なし 定義副傷病なし 28 8.03 9.78 0.00% 74.53
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 処置1あり 処置2なし 19 3.36 2.99 0.00% 66.11
010060×2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内,かつ,JCS10未満) 手術なし 処置1なし 処置2_4あり 定義副傷病なし 発症前Rankin Scale 0,1又は2 15 34.36 15.63 6.67% 69.09
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 処置1なし 処置2なし 定義副傷病なし 15 27.26 18.90 6.67% 65.33

頭部外傷や脳出血、脳梗塞のような緊急性の高い疾患を受入ている他、脳動脈瘤や脳血管の障害に対する脳血管造影の検査入院も行っております。
手術後は当院にて経過観察が行える他、夜間の急な症状にも対応可能な場合もございます。
また、対象となる疾患の患者さまに関しては、治療が落ち着いた方からご本人さまやご家族さまとご相談の上、院内の回復期リハビリテーション病棟へ転棟し、リハビリテーションを集中的に行うことも可能です。

 

形成外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070010xx010xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 処置1なし 5.49
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く) その他の手術あり 処置1なし 4.66
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔,咽頭損傷を含む) 鼻骨骨折整復固定術等 処置1なし 処置2なし 5.16
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり 6.18
160200xx99x0xx 顔面損傷(口腔,咽頭損傷を含む) 手術なし 処置2なし 5.36

全身麻酔下で行う手術が必要となった場合は、入院にて実施しております。
手術後も安心して治療を受けていただけます。

 

麻酔科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070350xx99x0xx 椎間板変性,ヘルニア 手術なし 処置2なし 9.90
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 8.30
170020xxxxxx0x 精神作用物質使用による精神及び行動の障害 定義副傷病なし 3.95
010240xxxxxxxx 片頭痛,頭痛症候群(その他) 5.72
030410xxxxxxxx めまい(末梢前庭以外) 4.92

症例10件未満のため解説なし

 

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌
大腸癌
乳癌
肺癌
肝癌

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

主に患者さまへの負担の少ない腹腔鏡を使用した手術を行い、入院又は外来通院による定期的な化学療法で手術後のフォローをしております。
(胃癌・大腸癌・乳癌は各分類ごとに対象患者は存在したが、10件に満たなかったため未記載)

成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 11 29.54 77.27
中等症 24 31.08 81.66
重症
超重症
不明

中等症の件数が多く、高齢になるほど重症化する傾向が見られます。

脳梗塞の患者数等

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 56 36.82 76.55 8.92%
その他 12 30.66 81.75 0.00%

3日以内発症の急性期の患者さまが8割以上を占めております。
投薬による治療や血栓の回収手術、リハビリテーションを行い、症状の改善に努めております。
急性期治療後は院内の回復期リハビリテーション病棟への転棟もしくは他病院や施設への転院、自宅退院のように、患者さまに適した退院先を調整しております。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他)
K0461 骨折観血的手術(大腿)
K681 胆嚢外瘻造設術
K331 鼻腔粘膜焼灼術
K0021 デブリードマン(100cm2未満)

症例10件未満のため解説なし

消化器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 150 0.00 2.00 0.00% 57.83
K735-2 小腸・結腸狭窄部拡張術(内視鏡)
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上)
K722 小腸結腸内視鏡的止血術
K665-2 胃瘻抜去術

外来通院から、内視鏡を用いた大腸ポリープ粘膜除去も目的に入院する方が多い傾向にあります。

外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 18 1.11 2.22 0.00% 67.77
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの)
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない)

鼠径ヘルニアや胆嚢炎、虫垂炎について、患者さまの負担が少ない腹腔鏡を使用した手術を多く行っております。
悪性腫瘍に対する手術や化学療法に伴う静脈内への薬剤持続注入を行うためのカテーテル設置も行っております。

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 87 3.02 50.73 13.79% 82.88
K0811 人工骨頭挿入術(股) 26 3.92 67.11 11.53% 78.53
K0462 骨折観血的手術(下腿) 15 1.46 34.60 0.00% 54.40
K0462 骨折観血的手術(前腕) 13 1.00 8.84 0.00% 61.46
K0461 骨折観血的手術(上腕)

大腿骨骨折に対しての手術を主とし、下腿や腕、鎖骨等の骨折に広く対応しております。
手術後は、受傷部位により院内の回復期リハビリテーション病棟で継続的なリハビリテーションを行うことも可能です。

婦人科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K872-32 子宮内膜ポリープ切除術(その他) 22 0.04 1.04 0.00% 41.86
K867 子宮頸部(腟部)切除術 15 1.00 2.00 0.00% 38.80
K877 子宮全摘術 14 1.00 6.21 0.00% 47.64
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡)
K872-32 子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術(その他)

外来通院から、子宮内膜ポリープや子宮筋腫に対する切除術・摘出術を目的に入院する方が多い傾向があります。
手術後は当院にて経過観察が行える他、夜間の急な症状にも対応可能な場合もございます。

眼科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 80 0.00 1.07 0.00% 75.67
K2682 緑内障手術(流出路再建術) 38 0.00 0.00 0.00% 72.94

白内障に対する水晶体再建術が大半を占めており、1泊2日の日程で治療を行っております。
並行して緑内障やその他の眼科疾患に対する手術も行われており、緑内障の手術も同日に行う場合は2泊3日の日程です。

耳鼻いんこう科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K368 扁桃周囲膿瘍切開術

症例10件未満のため解説なし

脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭) 20 1.45 13.10 0.00% 81.05
K1781 脳血管内手術(1箇所)
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所)
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術
K145 穿頭脳室ドレナージ術

慢性硬膜下血腫のほか、脳動脈瘤や内頸動脈狭窄症などの手術を行っております。
手術後は、院内の回復期リハビリテーション病棟で継続的なリハビリテーションを行うことも可能です。

形成外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(前腕)
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上)
K0064 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径12cm以上)
K333 鼻骨骨折整復固定術

外来でも日帰り手術を行っていますが、全身麻酔を使用した手術の場合は入院にて実施しております。
手術後も安心して治療を受けていただけます。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一
異なる 16 0.87%
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一
異なる

重篤な患者さまの受入も積極的に行っていることから表れる数値となっておりますが、入院後の発症率低下への取り組みについて、今後も努めて参ります。

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